How to perform an HSG

お役立ち情報

子宮卵管造影(HSG)実施時期と操作手順

Cycle (1)

子宮卵管造影(HSG)実施時期

月経周期10日目頃までの妊娠の可能性がなく、子宮内膜増殖期で内膜が薄い時期(卵胞期中期)に行います。
月経終了直後は造影剤が静脈内へ流入するリスクが高く、検査時期として不適です。1)

Position Gyneco

準備

膣へクスコなどの膣鏡をゆっくりと挿入し、外子宮口が十分に確認できるまで大きく開き、子宮への感染リスクを減らすために頚部の洗浄消毒を行う

How To Perform HSG 468X317

子宮卵管造影(HSG)操作手順2)

1.子宮口からバルーンカテーテルを挿入します。
2.造影剤の入った注射器を接続し、造影剤をゆっくりと注入します。
3.造影剤が充満した時点で、骨盤部X線撮影を行います。
※ 骨盤部X線撮影は、造影剤注入前、子宮内腔に造影剤が充満した時点、卵管から腹腔内に造影剤が流出し拡散した時点に行います。

Syringe 9Ml

用法・容量

通常,成人1回5~8mLを200mmHg以下の圧で子宮腔内に注入することを原則とし、症状により適宜 増減する。

Method Of Infusion

リピオドール®を使用した子宮卵管造影(HSG)の準備

提供: Dr. Kim Dreyer, Amsterdam University Medical Center (Netherlands)

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Procedure

リピオドール®を使用した子宮卵管造影(HSG)の手順

提供: Dr. Kim Dreyer, Amsterdam University Medical Center (Netherlands)

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HSGF Finding

子宮卵管造影(HSG)読影

提供: Dr. Kim Dreyer, Amsterdam University Medical Center (Netherlands)

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引用文献

1)不妊・不育症診療パーフェクトガイド, 臨婦産. 2016; 70(4): p.68. 医学書院
2)高橋俊文. 臨婦産. 2019; 73(11): 1144-1152. より改変